湯田中・渋温泉郷(山ノ内温泉郷) 角間温泉 越後屋旅館 山梨移住暮らし

旅行

2年ぶりに再訪させていただいた 長野県 湯田中温泉郷の一角 角間温泉(かくまおんせん) の越後屋旅館さん。

長野電鉄 湯田中駅から 車で10分ほど。

町からは少し外れた山間の小さな温泉郷です。

営業している旅館は4件の ひなびた湯治温泉の雰囲気。

角間温泉 越後屋旅館 一日 三組のみ

どうやら ご夫婦お二人で営業されているようで そんなにお客さんを入れられないんでしょうね 今は一日に三組しか予約を取っていないそうです。

なので お客としては ゆったり ゆっくり 滞在を楽しむことができますよ。

僕は今回 到着が遅くなるので 夕食はなしにして 朝食だけ付けてもらいました。

で お値段が・・・

 ↓ 楽天トラベルで 7,700円

時期によって宿泊料は変わると思うので あくまでも参考として。

 ↓ 朝食  一組づつ別々の部屋で提供してくれます

朝食は基本的に八時で 七時から 外湯めぐりをして おなかが空いたところで 丁度いいタイミングじゃないかな。

角間温泉 越後屋旅館 何もない贅沢

旅の楽しみは人それぞれ 

なので 何がいい って一概には言えないけど 何もない贅沢 というのも たまにはいいんじゃないかな。

ここ角間温泉には ほんとに何もありません。

温泉宿が五軒あるだけで(そのうち一軒は営業していなのかも) あとは 外湯が3箇所 と 民家が点在しているだけ。

飲食店 物販店 など 歩いて行ける範囲にはほんとに何もないんですよ。

角間温泉 越後屋旅館 目的はただ一つ お風呂

そんなわけで 角間温泉に来る目的はただ一つ  温泉 です。

中で ここ越後屋さんは ↓ 写真でもわかるように

かなり年季が入っている 木造三階建て。

創業は江戸時代で この建物は明治後期の建築だそうです。

今年が昭和100年だから 築120~130年くらいなのでしょうか。

この年季の入り具合が 好きな人にとってはたまらない魅力でしょう。

で お風呂だけど 3つの浴室があります。

それぞれに趣があって 男風呂 女風呂 の区別がなく 中から鍵のかかる家族風呂のような感じですかね。

さっきも言ったように 3組しかお客さんがいないので はしごして楽しむことができます。

 ↓ ローマ風呂 僕はここが一番 居心地がいいな。

寝湯の背もたれを少し立てたような感じで 枕のように頭をのせて 足も伸ばせるし ゆったりできます。

 ↓ 大風呂 こちらは浴槽が広くて 4~5人 同時に入れそう。

 ↓ 檜風呂 脱衣所の床が抜けかけているのがご愛敬。

泉質は 無色透明の塩化物泉 3つの湯舟 それぞれに源泉が違っていて すべて源泉かけ流し。

温泉すべてに言えることかもしれないけど とにかく体が温まります。

源泉温度はかなり高いようですけど 湯舟では そうだなぁ 体感としては41度くらいじゃないかな。

熱くなく かといって ぬるいわけでもなく ぬるめのお湯のような長湯はできないけど 適度の時間入っていられる ぼくにとっては丁度いい湯加減。

角間温泉 越後屋旅館 来る目的を明確にね

越後屋さんは木造の三階建て(現在 三階は使っていないようです)。

エレベーターはないので 自力で階段を上がれない人や 階段も急なので足の悪い人にも向いていないです。

トイレも部屋にはなく 部屋自体も 決してきれいとは言えません。

ただ そうは言っても 掃除は行き届いているので 汚い ということはないですが 古いなりのことがあるのは否めないのも事実です。

なので はっきり言って不便ですし 快適とは言い難いかもしれません。

その不便さを許容できない人は 来ない方がいいでしょう。

逆に 僕のようにその不便さ 古さが好き という人には持って来いのお宿だと思います。

角間温泉 越後屋旅館 外湯巡り

外湯巡り といっても 越後屋さんからは 三か所とも 目と鼻の先。

特に一か所は すぐ隣です。

 ↓ 一番 遠いのがこちら 足湯もあります

  

 ↓ 少し近付いて  

 ↓ 定番の ケロリン の桶  ケロリン って 売ってるの見たことないけど 富山の置き薬なんですかね?

上記 二か所は かなり熱いです。

僕の体感だと 43度~44度くらいかな。

 ↓ 宿のすぐ隣

 ↓ 金物屋をやっている時に 最後までこんなカギを置いてたなぁ  タコネジ って言います。

こちらは宿のお風呂と同じくらいの温度

 ↓ こんな鍵を宿から借りて入ります。

今は 地元の人と 宿泊客しか入れませんが 以前はお金を払えば 宿泊していなくても入れたみたいです。

角間温泉 越後屋旅館 文豪の宿

越後屋さんには 吉川英治 が 1年近く逗留して執筆をしていたそうです。

宮本武蔵 で有名ですね。

 ↓ 中庭に碑があります

角間温泉 越後屋旅館 まとめ

さっきも言ったように 便利さ や きれいさ を求めるお宿ではなく どっちかと言えば 昔の不便さを体験する宿です。

そんな昔ながらのお宿で 温泉三昧 が 角間温泉での旅のスタイルだと思いますよぅ。

その辺を間違えないようにして ぜひ楽しんできてください。

 ↓ 湯田中・渋温泉の遠望

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