僕は山梨に移住する前 建設業者相手の金物屋を33年間 経営していて 刃物類もかなり力を入れて販売していました。
当然 その中には 包丁も。
だから お金をいただいて 包丁を研ぐ ってこともやっていたんですよ。
言ってみれば プロ です。
切れる包丁は怖い
タイトルは 【包丁を研いでみました】 だけど もちろん僕は定期的に研いでいます。
本当はね 包丁は切れない方が怖いんですよ。
余計な力が入っちゃって危ないんです。
でも 【切れる包丁は怖い】 というイメージを持つ女性は多いですね。
たぶん 切れる包丁を使ったことがないからだと思うんですが・・・
僕なんか包丁が切れないと イライラしちゃってダメですねぇ。
一度 切れる包丁を使ったら 病みつきになりますよ。
動画にしてみました
ということで 僕が包丁を研いでいるところを動画にしてみました。
なんか プロっぽいでしょ。
難しいことを言ってもわかりにくいと思うので 動画の中でも言っているけど ごく かいつまんで解説しますね。
この僕の使っている包丁は 【本割込み包丁】 と言われる包丁。
西洋の包丁は 本体全てが鋼で作られているけど 日本の包丁は ステンレスだったり軟鉄(明治時代の鉄橋を壊した時に出た鉄が最高品質 と言われています)の間に 鋼 を挟んだ構造になっています。
これは 日本独自の技術で 【日本刀】 もこの製法で作られています。
それによって しなやかさと切れ味を 同時に味わうことができるんですね。
って 何言ってるかわからないかもね。
で こちらが 全部 ステンレス鋼の牛刀型。 これも そこそこ良い値段の包丁なんですけどね。
やっぱりね いくら研いでも切れ味が違うんですよ。
全部 鋼で硬いから 研ぐのも研ぎにくくて時間がかかるし。
砥石
砥石は今時はネットで簡単に買うことができます。
かく言う僕も 金物屋時代 ネット通販をやっていて 当時は今ほど競争が激しくなかったので いやほんとによく売れましたよ。
店では全然 売れなかったけど ネットでは売れましたねぇ~~
あなたも 包丁を研ごうと決意したら まずは 砥石を用意しないとね。
【セラミック砥石】 で検索すれば たくさんヒットしますから。
用意するのは
金剛砥 と 中砥 の2種類でOK.
番手で言うと 金剛砥は 240番
中砥は 1000番 一択
でいいです。
後は 動画を見て真似してもらえれば 切れる包丁の出来上がり
って 口では簡単に言うけど まあまあ なかなかに簡単ではないけどね。
でも 挑戦してみてください。
何度かやってればできるようになりますから。
切れる包丁の心地良さをぜひ味わってくださいね。
まな板は木製を使ってください
まな板はね プラスチックではなくて 木製を使うことを強くお勧めします。
手入れが面倒 と思うかもしれないけど 面倒な分 木製の良さは捨てがたいですよ。
僕が口でどうこう言っても伝わらないので これもネットで簡単に買えますから ぜひ 木製のまな板を使って プラスチックと比べてみてくださいね。
おそらくですが プロの料理人で プラスチックのまな板を使っている人はいないんじゃないかな。
まとめ
まず 包丁から用意しよう とお考えなら 絶対に 【本割込み包丁】 をお勧めします。
本当はね 肉を切るための 牛刀型 と 野菜を切るための 菜切り包丁(なっきりぼうちょう)の2種類欲しいところですが 両方の特徴を兼ね備えた 【三徳包丁】 ってのもあります。
僕は 菜切り包丁で全部済ませちゃってますけどね。
で 砥石は セラミック砥石
まな板は 木製
これで あなたのキッチン生活を 切れる包丁で 優雅に過ごすことができますよ。
ぜひ 挑戦してみてください。
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