
今日は 僕の大好きなことの一つ 落語 の話しをしましょう。
今日 3月18日(火)山梨県立文学館講堂にて 春風亭一之輔 の独演会を聞いてきました。
チケットは2枚買ってあったけど 連れがどうしても仕事で行かれなかったので 一人さみしく。
落語歴50年以上
このブログを始めてから 確か 落語の話しはしていなかったと思うけど 僕はもう50年以上前からの落語ファンなんです。
藤沢にいた時は 東京の寄席 特に 上野鈴本演芸場と池袋演芸場に通っていました。
東京には4カ所の常設の寄席があって 他に 新宿と浅草にあるんだけど こちらはどちらかと言うと落語初心者向け って感じかな。
出演者が多くて 一人一人の持ち時間が短い というね。
池袋が一番 落語に造詣の深いファン向け。
キャパが小さく ほんとにすぐそこで出演者の顔を見ることができるし 落語中心で 一人一人の持ち時間が長めになっているので たっぷりと楽しむことができます。
春風亭一之輔
そんな中 昨日は 一之輔 が山梨に来てくれて たっぷりと楽しんできました。
山梨でもね けっこう落語会は行われていて 一之輔も年に2~3回は 山梨で独演会をやっているんじゃないかな。
他に 春風亭昇太 や 講談で 神田白山 も山梨によく来てくれます。
でね 一之輔 はもう20年くらい前の 二つ目のころから 今一番チケットの取りにくい噺家の一人 と言われていて 僕もそのころからの一之輔ファンです。
うん 今の古典落語では 頭一つ抜けてる感じかな。
古今亭志ん朝 亡き後 今後の落語会を担っていく逸材の一人 と僕は確信しているんだけど。
演目 百年目
百年目 というのは 大店の 店では堅物で通っている番頭さんが 花見で大騒ぎしている時に 旦那と鉢合わせする という話。
ここで会ったが百年目 ってことですね。
でも 滑稽話の部分と 最後には人情噺の一面もあって 聞きごたえのある話 なんだけど・・・
僕は この話を聞いたのは それこそ 50年振りくらい。
50年前に聞いたのが 六代目 三遊亭圓生。
5代目 円楽の師匠 ですね。
あまりやる人がいないみたいで 圓生以来 聞いたことがなかったけど もう カセットテープが擦り切れるくらい圓生の百年目は聞いていたので まくら の部分ですぐに百年目とわかって 感動した。
一之輔の 百年目は もちろん うまいんだけど 僕は圓生のを聞いているので どうしても比べちゃうんだよね。
僕が圓生のを聞いたのは 圓生の晩年 亡くなる少し前だと思う。
この話は やっぱ年期の入った圓生に似合うのかな。
ってことで 今後は 落語の話もしていきたいと思っているので よろしく です。
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